せっかくのマイホームでも何年か経つとどうしても汚れや劣化してくることはしかたがないことですが、これからもずっと住み続ける大切な場所はいつまでも綺麗にしておきたいものですよね。
特にベランダは雨や日光によって劣化しやすい場所なので、定期的にメンテナンスしておきたい場所です。
「ベランダの塗装なんて何だか大がかりすぎてやる気になれない」
「道具は何をそろえればいいか分からない」
と思われる方も多いと思います。なので、今回実際に我が家のベランダを塗装していく様子を例にして、必要な道具やベランダに適した塗料などをご紹介していきたいと思います。
我が家のベランダも10年程ほったらかしにしていた結果、このようなありさまに・・・
壁汚いい!!!
ベランダ塗装に適した塗料は?
ホームセンターで購入できる塗料は、水性と油性の2種類になります。
水性塗料のメリット
- 匂いが少なく安全で使いやすい
- 液が濃くて塗りにくい場合は水で薄めて使うことが出来る
- 屋内外で使用可
水性塗料のデメリット
- 気温が低い時は乾燥に時間がかかる
- アルミ、ステンレスや金属は弾いてしまうので下塗りするか、サンドペーパーで擦るなどの下準備が必要になる。
油性塗料のメリット
- 安定した耐久力があるので、雨どいや屋根の塗装に最も適している。
- 素材を選ばず密着するので金属でも下塗り無しで塗装できる。
- 乾燥が早い。
油性塗料デメリット
- シンナーなどの溶剤が使われているので強い臭いがある。
- 引火性がある為取り扱いに注意。
水性・油性どちらの場合も耐久性や価格はどちらの場合も含まれている「合成樹脂」の種類によって違います。
合成樹脂の種類
アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素
この順番に価格も耐久度も上がっていくので、塗りたいものに合わせて選んでください。
今回選んだのはこちらになります。
色が沢山あるので選ぶのは楽しいですね。個人的には寒色系より少し薄い赤みがある色の方が汚れが目立たないような気がするのでお勧めです。
【耐酸性雨・排気ガス・塩害・紫外線に強い】 水性建物用 1.6L − アサヒペン −
ベランダ塗装に必要な道具
- ペンキ
- はけ 大・小あると便利です(100均で十分)
- ローラー 広いところを塗るのに便利です
- ローラー専用バケツ
- 軍手・ビニール手袋
- 養生シート・新聞紙
- 壁の汚れを落とすもの(たわし・歯ブラシ・洗剤など)
早速やってみましょう
道具が揃ったところで、まず下準備をしていきます。
「いったい何が始まるんですか?」
心配顔のいぶき。
壁の汚れ、カビを落とします
苔やごみが付いていると塗りにくいので、ざっと落としていきます。
周りを保護します
新聞紙や、養生シートなどを床に敷きます。
手すりなどにペンキが付かないようにマスキングテープなどで保護しておくと、仕上がりが、格段にアップします。
壁の補修をします
ついでに壁の補修もしておきます。
100均で見つけたパテです。少量使いたい時に便利。
塗装していきましょう
塗料を専用のバケツに入れ替えます
水性塗料は特に分離していますので、使用前によ~~~くかき混ぜて下さい。大きな塊が下に沈んでいるはずです。
写真の下部分にガムテープを張ったのは、そそぐときの液だれ防止です。
まずは細かいところを小筆で塗ります
広いところはローラーが便利
珍しく手伝う娘。三人で作業すると早いですね。
完成です
手すりを保護しなかったのではみ出してしまいました・・・マスキングしておけばよかったです(汗)
床はタイルカーペットを敷く予定です。
まとめ
塗装のコツというわけではないのですが、ペンキを付けたくない場所はあらかじめマスキングテープで保護しておくのが一番大事です。(やらなくて後悔したので)
壁の色を塗り替えるだけで全然雰囲気が違って見えますね。ベランダは毎日目にするところなので綺麗になると気分も明るくなりますね。
壁が綺麗になった分、今度は床が気になるところですが次回は床にタイルカーペットをい敷いていきたいと思います。
女性一人でも気軽に作業できますので、少しでも新築気分を味わいたい方はぜひ挑戦してみて下さいね。
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